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ポム・ド・パンについて

ポム・ド・パンとは、フランス語。松ぼっくりのことです。
ウインドヒルの建つ丘には、時折、松ぼっくりが転がっています。
松ぼっくりは、松の木の生命である種子が住んでいるお家です。
ここで、大切にはぐくまれ、また、次の生命を生み出していきます。
一年中緑の葉をつけ、砂地でも荒地でもしっかりと根をはり、大きく枝を広げている松。その生命をしっかりと包み込んでいる松ぼっくり。
社会福祉法人「ポム・ド・パン」も強く・大きく・たくましく!
そして、小さな一つひとつの生命をはぐくむ、そんな暖かな場所なのです。

理念

障害があっても、誰からも愛される人に成長できるように、丁寧に寄り添って関わります。
障害があっても、正しいことを根気よく伝えることにより、何歳になっても成長することを信じます。
障害があっても、できることが増えるように、様々なことを獲得できるように、一貫性をもって、継続して支援します。
障害があっても、その方の得意なことを、大好きなことを見つけ、これを通して、生活基盤を作ります。

沿革

平成7年8月自閉症協会有志により発起人会発足
平成12年6月施設設立準備会発足
平成15年9月社会福祉法人認可
平成16年12月ウィンドヒル落成式
平成22年12月ケアホーム用地取得
平成24年3月風見の家(ケアホーム)完成
平成24年4月ケアホーム事業開始

社会福祉法人ポム・ド・パン設立の経過と趣旨

ポム・ド・パン設立の経過

知的障害の中でも自閉症障害を伴っている人達は、強いこだわりや常動行動等の特異な問題行動があり、これらの特性を踏まえた適切な処遇が行われないと大きな不適応行動へとつながり、社会生活が著しく困難なものとなってしまいます。
しかし、学校生活終了後の社会環境は充分に整っておらず、保護者及び関係者は大きな不安と危機感を持っておりました。
このような時、自閉症児・者を持つ保護者の有志が集まり、1995年(平成7年8月)五色台少年自然の家に於いて、専門施設の設置に向け「施設設立発起人会」が結成されました。その後、施設についての調査・研究・視察等を重ね、また幾多の困難な状況を乗り越え、支援を惜しまない方々と関係機関のご協力を得て、平成15年9月、”社会福祉法人ポム・ド・パン”が設立され、翌平成16年12月に長年の悲願であった自閉症支援の専門施設”知的障害者更生施設ウインドヒル”が高松市三谷町の丘の上に完成しました。

ポム・ド・パン設立の趣旨

趣旨と人格の尊重

法人設立の趣旨に沿った判断と運営
利用者の安全確保と人格尊重の最優先
保護者の視点・常識的視点・専門的視点の重視

人づくりと信頼づくり

人命と人生を預かる責任の自覚
施設運営を通じた健全な人づくり
地域の人・保護者・支援者・関係者との信頼づくり

健全経営と社会責任

見直しと創意工夫を積重ねる経営
収支バランスを考慮した事業の推進
地域への開放と社会的使命の達成


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